こんにちは!
旅好きワーママのめいこです♪
最近、船旅デビューした私ですが、今日は富山県射水市に定期的にやってくるLNG船を見に行ってきたので、レポートします。
大橋の直下を通過していくところは圧巻でした(';')
♡目次♡
LNG火力発電
北陸電力は、富山新港火力発電所LNG1号機の運転を2018年11月から開始しています。
石油・石炭・LNGの3種類の燃料を使っている発電所は、全国的にも珍しいといわれています。
コンバインドサイクル発電
ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた発電方式のこと。
流れは下記のよう…
熱効率がよく、エネルギーが有効活用できます。
環境への影響
LNGは燃焼させる際に、「硫黄酸化物が発生しない」「窒素酸化物が少ない」というメリットがあるようです。
また、最近よくいわれている「二酸化炭素の排出量」が低減できるということで、年間約120万トンの二酸化炭素排出量をおさえられるようです。(LNG運転開始時点の新港)
LNG船って?
LNG(liquid natural gus)液化天然ガスを運ぶ船で外国から来ます。
LNGを受け入れる基地は全国でも約30か所ほどあり、その一つがここ新港なのです。
LNGは‐162度以下で冷却・液化すると体積が小さくなります。液化して運ばれてきたLNGは、海水加温して気化させることで、燃料として使います。
SERI ALAM号
2005年に製造されたLNGタンカーで、船籍はマレーシアです。
総重量は95729トン、載貨重量は83482トンです。
大きさは、283.07m×43.4mです。
マレーシアと日本を航海して、燃料を運んできます。
北陸電力は、2028年までの約10年間で、1年に最大約38万トンのLNGを購入する見込みです。
ちなみに、2018年の初めてのLNG船は「SERI AMANAH号」だったようです。
マレーシアから 入港するタイミング
約1~2ヶ月に1回、新湊港にやってくるようです。
平日・休日問わず、入港のタイミングを図るのは難しいです。
そこで、「SERI ALAM」と船の名前を検索すると、Marine Traffic というサイトから今現在どこを航海しているかがネット上で見れるようになっていました!(感動)
最新位置受診日時が表示され、今まさにどこの海域にいるかが分かります。
(正確さはわかりませんが、入港するおおまかなタイミングを知る手掛かりとしてとらえましょう)
アクセス方法
私達は、観光もしたかったので、富山駅付近でレンタカーを借りました!(^^)!
富山駅からの距離は15kmで、車で約30分程度でした!
景色を遮る高層ビルなどがなく平坦なため、遠くからでも火力発電所の煙突が見えるので、煙突を目指して車を走らせれば到着できる雰囲気www
新湊大橋付近まで行けるバスがありますが、本数が驚くほど少ないので利用する場合は、事前に時間など計画を立てておいた方が無難です。
LNG船の見物スポットオススメ5か所
LNG船をいろいろな角度から見たい!という方のために、オススメ場所を偵察してきました。(笑)ちょっとマニアックです。
1 新湊大橋のふもと(東側)
新湊大橋のふもとは、「船との距離の近さ」「橋の下を通る迫力」が感じられるメリットがあります。



高いビルなどがないので、近くに行けば新湊大橋が見えるので、目指して行けます。


2 新湊大橋のふもと(西側)


こちらにも釣人がたくさんいました。
道路がキレイに舗装されていて、新湊大橋や海をパノラマでみられるスポットでもあります。
3 猿田彦神社裏の空き地
北陸電力富山新港火力発電所の門がある信号(堀江千石)を、発電所に沿うように直進していき左に曲がります。(ちょっとわかりにくいです。)


注)あぶないので危険という看板がでてくるので、これ以上中に入ってはいけません。
着岸の様子を見学していると、北陸電力社員が1人車で現れました。
どうやら、船が来ることによる騒音の計測をされていたようでした。
社員出没スポットですww
ここでは、LNG船が着岸し、LNGバースからLNGを受け入れているところをとにかく近くで見られます。
これも貴重な瞬間を見学できるのでオススメです!


4 あいの風プロムナード
あいの風プロムナードは、地上50mからの展望ができる新湊大橋の歩行者・自転車用道です。
両側にエレベーターがついていて、自動車が通る道の真下まで行けます。




長さは500mあり、晴れた日は、富山湾や富山平野、立山連峰まで綺麗にみられる絶景スポットです。
そして、LNG船が離岸し、橋下を通過していく瞬間を上から見下ろせるスポットです。



4隻の引船のサポートのもと離岸していく…


橋をくぐって日本海へ去っていく…
作業の一部始終もみれて、大迫力も感じられるのでオススメです!
5 富山新港展望台
西岸・東岸どちらからもアクセスできましたが、富山新港展望台というものがありました。
高さ19.5mで、港のシンボル的な存在と紹介されています。



こちらからは、船と合わせて、火力発電所を裏側から見られます。


らせん階段を上っていく途中や展望スペースには、新港のあゆみの写真・観光マップ・新湊大橋の概要などが展示されています。



この展望台には望遠鏡が設置されていて、LNG船を拡大で観察できます。
望遠鏡越しにカメラをかまえると、写真が撮れました。(ビックリww




作業をしている人も見えそうなくらいです。
(娘ちゃんがぐずってゆっくり観察できなかった)
まとめ
船×橋の組み合わせを見るのは、船好きにはたまらないですよね!(^^)!
他にも富山県は魚も美味しく、晴れた日の立山連峰が息をのむほど美しく、観光スポットが盛りだくさんなので、観光と合わせて旅行計画を立てるのもオススメです♪