こんにちは!
最近、怪我やらかしましためいこです( ;∀;)
コロナ騒ぎで検温がうるさくなってきたご時世。
家に昔からあった水銀体温計の水銀値を振り下ろそうとした瞬間!
パリーン!
指にガラスが突き刺さり…
はい。
そんな応急手当についてレポートします('◇')ゞ
目次
水銀体温計って?
電子体温計が普及するその昔から広く使われてきた体温計です。
ガラス容器に0.1℃きざみの目盛りが入っており、水銀が35~42℃の間で動くことで簡単に体温を測れます。
電子体温計にはない、細さと軽さで、電池交換の心配もないというメリットがあります。
一方、比較的少しの衝撃で割れやすく、割れると水銀が外に出てしまうというデメリットがあります。
検温の後は、振り下ろして水銀を低い位置に下げる手間があります。
※水銀の値は、気温より低くはなりません。
水銀に触る指の切傷
これは完全に私の不注意。
片手間に、体温計を振り下ろした瞬間。
パリ――――ン。
見ると体温計が割れて、ガラス片が左手人差し指に刺さっています( ゚Д゚)
焦って、指にハマったガラスを取り除くと、血がドバ――――。。。
そう、ガラス片によって出血が食い止められていたので、ガラス片がとれたことで出血します。
(圧迫止血で簡単に止まる程度の出血だったので、ガラスを取り除いても大したことなかったけれど、本当に深い動脈性の出血になる場合は、ガラス片を取らずに医療機関にいって処置してもらうのが◎でしょうね。)
何も、考えなしに、慌ててガラス片をとってしまったのです。
医療機関での処置
切傷ということで、最寄の整形外科に行きました。
受傷後、30分以内には病院に入ったと思います。
事情を話すと、、、
医師「これは、たいへんな事故ですね。」
私「え、す、水銀が身体に入ったらどうなるのでしょうか( ;∀;)」
医師「体温計に使われてる水銀は無機水銀だから、身体には入らないよ」
私「ほ、本当ですか!!?涙」
医師「間違って飲んでも、便に混ざって排泄されるよ」
私「よかった、、、でも、ここに(傷口)入り込んではないですか?」
医師「念のためレントゲンとりましょう。水銀は映るから」
ということで2つの角度から、パシャリ。


水銀の入りはありませんでした。よかった( ;∀;)
ちなみに、1枚目の写真の指に映る白い影は指輪です(^。^)


炎症止めの薬をつけてガーゼ保護されて帰宅しました。
神経が切れた場合の症状
指先の神経損傷の症状としては、下記4つがあります。
- 運動麻痺(うんどうまひ)
- 知覚麻痺(ちかくまひ)
- 筋萎縮(きんいしゅく)
- 自律神経障害(じりつしんけいしょうがい)
そう。水銀以外にも心配事項が。
それは、受傷直後から指先にかけて痺れが続いていること。
傷から指先にかけての感覚がない!


これは、神経損傷というヤツで、医師に聞くと、痺れがとれてくるかは時間を待ってみないとわからないとのこと。
傷口自体はそこなで大きくないのに、深く傷ついたのでしょう。
いや、指先は、他の身体の部位と比較しても外から近いところに神経が走っていると解釈すればよいのか。
神経損傷の重症度
- 麻痺が一時的で数ヶ月以内で完全に自然と回復するもの
- 自然に回復はするけど、神経が切れていて回復に時間がかかるもの
- 神経が切れていてそのままでは回復しないもの(手術が必要)
大きくこの3種類があります。
神経損傷の度合いは、外見では判別できません。
診断には、筋電図検査・末梢神経伝導速度検査・神経幹刺激試験などが必要になってきます。
すごくわずかにしか神経は伸びないため、時間がかかります。
神経回復の実感は?
あくまでもわたしの場合ですが、記録します。
受傷直後は、「皿洗いなんてできない!風呂も袋で密閉してシャワーのみ」という生活でしたが、1~2日経てば徐々にやらざるを得ない家事をやり始めて、1週間たてば、指をかばいながら大抵のことはできるくらいになってました。
いや、指を曲げているときは大丈夫なのですが、関節を伸ばしたときにぴきーんと痛みが走ったりするその一撃がものすごく痛く、そうならない動作に慣れてきたというべきか。。。
割れた水銀体温計の片付け方
ガラス部分は、手指や足を傷つけないよう気を付けてほうき・塵取りなどで集めましょう。
水銀部分は、厚紙(ハガキ等)で集めたり、ガムテープで吸着させたりするのがよいでしょう。ホウキで集めるのもよいです。
掃除機で吸うと、機械が痛んでしまう可能性があるとのこと。
ガラス片と集めた水銀は、密閉できる容器に入れて処分します。
処分方法については、各自治体によって異なるので問い合わせてください。
また、日本計量器工業株式会社(←クリック)に連絡をすると処分をしてくれるとの記載が公式サイトにありました。(2020年4月現在)